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日・ポ修好150周年
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オリエント財団に対する外務大臣表彰伝達式の実施(報告)
10月20日、12時より、日本国大使公邸に於いて、オリエント財団に対する外務大臣表彰伝達式が行われ、東博史在ポルトガル日本国大使より、同財団のモンジャルディーノ会長に表彰状が伝達されました。 外務大臣表彰は、日本と諸外国の相互理解の促進等で、長年にわたる貢献をした個人または団体に与えられるものです。 伝達式には、モンジャルディーノ・オリエント財団会長、バレット・シャビエル文化担当副大臣、マルティーニョ外務次官、ガマ元国会議長、アマード元外務大臣らが出席しました。 まオリエント財団は1988年に創立以来、27年間に亘り、ポルトガルを代表する文化財団として、教育、芸術、科学、社会,慈善活動を通じたアジア諸国との交流促進に取り組んできました。また奨学金制度を通じ、アジア研究を中心とする研究者の育成や国際的な人的交流を促進、日本研究に従事するポルトガル人研究者に対する奨学金の提供やポルトガルでの会議に参加する日本人研究者への助成を通じて、両国学術交流を積極的に支援してきました。また日本の大学に対するポルトガル語の書籍寄贈や日本関連書籍の出版助成の実績も数多く、姉妹都市間の青少年交流やスポーツ団体の国際大会参加助成といった人的交流に対する支援も行っています。 更には展示会や音楽公演、国際会議の企画、実施を通じて日本文化の紹介、普及にも尽力し、オリエント博物館の設立以降は、当館が実施した2010年の「日葡修好150周年」の際の能や和太鼓公演、2013年の日本画家の巨匠、宮廻正明・国際巡回展「Tourbillon」の実施等大型文化事業に対する支援も行ってきました。 オリエント財団が保有する17、18世紀の日本の屏風、南蛮美術といった貴重なコレクションの数々は、ポルトガルと日本との歩みを感じさせる重要な史料となっています。
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