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日・ポ修好150周年
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稲田朋美内閣府特命担当大臣のポルトガル訪問(報告)
7月18日(金)〜21日(月),稲田朋美内閣府特命担当大臣がポルトガルを来訪し,グルベンキアン財団でのクールジャパン戦略に関する講演,シャビエル文化担当副大臣との会談を行った他,国立公文書館やシャンパリモー財団を訪問されました。 ●クールジャパン講演 19日,グルベンキアン財団にて,稲田大臣によるクールジャパン戦略に関する講演が開催されました。クールジャパン戦略担当大臣の話を直接聴ける貴重な機会とあり,会場となった講堂は満席となり,講演後,参加者からは非常に興味深い内容であったと感想が聞かれました。質疑応答では,「ポルトガルに特化したクールジャパン戦略について」,「両国間での南蛮文化の再考,普及といったプロジェクトの重要性」,「ポルトガルへの日本文化センターの設置等当国における日本文化普及の戦略について」といった質問がなされ,参加者の日本文化への関心の高さがうかがえました。 また,講演会に続いて開催された参加者との交流会では,JapanNET(日本文化友好団体によるネットワーク)の会員による,盆栽,折り紙,風呂敷,コスプレに関する展示,団体活動内容の紹介が行われ,稲田大臣に当国における「クールジャパン」を知っていただく良い機会となりました。 ●国立公文書館(トーレ・ド・トンボ)訪問 21日,稲田大臣は国立公文書館を訪問しました。同大臣はコルテス書籍・公文書館・図書館局長及びラセルダ同副局長と面談し,日本の公文書館のあり方について議論が高まっている状況を説明した上で,公文書館の機能,施設,また同施設を用いた教育的な取り組みについて意見交換を行いました。また,同大臣は国立公文書館内の各施設を視察しました。 ●シャビエル文化担当副大臣との会談 国立公文書館への訪問に続き,市内アジューダ宮において,シャビエル文化担当副大臣と約一時間に亘り会談が行われました。本年5月の安倍総理来訪時に発表された「共同コミュニケ」の中で,史料館同士の協力促進が言及されたことを受け,稲田大臣とシャビエル副大臣は,今後,両国の公文書館の交流を深めていくことで一致し,また,公文書の管理,展示等について,取り組みと課題について意見交換をしました。 ●シャンパリモー財団訪問 同21日,稲田大臣は,ポルトガル滞在の最後の訪問地として,シャンパリモー財団を訪問されました。同大臣は,ベレーザ理事長自らの案内で研究室や最先端のがん治療設備を有するクリニックを視察し,同財団の取り組みについて説明を受けました。また,同大臣は,この財団で研究活動を進めている日本人研究者3名とも交流されました。 稲田大臣のポルトガル訪問関連内閣府サイトはこちら。 大使館TOPへ戻る |