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剣道具贈呈式(報告)
3月7日,パトリッシオ・プラゼール中学校講堂にて,リスボン剣道クラブ及びポルトガル剣道協会の発足25周年,並びに,全日本剣道連盟から贈られた剣道具贈呈式が開催されました。
式典は,ジョルジ・リベイロ・リスボン剣道クラブ会長の挨拶により開会し,剣道,居合道,杖道のデモンストレーション,ヌノ・セラーノ・ポルトガル剣道協会会長の挨拶,東大使挨拶と続き,その後,東大使からヌノ・セラーノ・ポルトガル剣道協会会長に対し剣道具が贈呈されました。
ポルトガルでの剣道の歴史は,1990年に「リスボン剣道クラブ」と「ポルトガル剣道協会」が設立されたことに始まり,その後リスボンで指導を受けた剣道家が地方へと活動の幅を広げていきました。さらに,協会の活動に「居合道」,「杖道」も加わり,剣道においては4段,5段の有段者を複数人輩出するまでに成長しています。同剣道クラブでは,週3回(月・水・金),今回の贈呈式会場となった講堂を道場として練習を重ねており,近年では後継者育成の観点から,土曜日午前中には子供向けのクラスも開講してます。
今回,贈呈式の挨拶の中で,リスボン剣道クラブ会長,ポルトガル剣道協会会長から全日本剣道連盟に対し深甚の謝意の表明がありました。両団体の発足25周年,そして両国間の関係が活発化する同時期に時宜を得た贈呈を実現いただき,当館からも全日本剣道連盟に対し改めて御礼申し上げます。
この贈呈により日本・ポルトガル二国間関係が促進され,また,2020年の東京オリンピックに向け,武道を含むスポーツ分野での交流が一層活発化されることが期待されます。 大使館TOPへ戻る |