大使館TOP>日葡関係TOP>日・ポ修好150周年関連TOP>日・葡修好通商条約
|
日・葡修好通商条約
»正式名称: ・日本語 「日本國葡萄牙國修好通商条約」 ・ポルトガル語 「Tratado de Paz, Amizade e Commercio, entre Sua Magestade El Rei de Portugal e Sua Magestade o Imperador do Japão」 »経緯:1639年の幕府の鎖国政策以来、両国国交は途絶えていましたが、1858年に米、蘭、露、英、仏がいわゆる「5カ国条約」を調印。同時期、蘭の領事が幕府に対して葡国との条約調印を仲介し、1860年7月、ポルトガル使節が訪日し、江戸幕府に対して、6カ国目となる条約締結を正式に申し入れました。(7カ国目はプロシア) »内容:外交機関の設置、開港地の指定等、遊歩規定(外国人が自由に移動できる範囲の取り決め)等、全24条。 »調印:調印者は、外国奉行の溝口讃岐守(Midzogoetsi Sanoekino Kami)と同じく外国奉行の酒井隠岐守(Sakai Okino Kami)、松平次郎兵衛(Matsdaira Dzirobe)、キュマレイス(Isidoro Francisco Guimarães)の4名(於:江戸)。 ※キュマレイス特使は、1851年〜1863年の間、マカオ統治官(governador)。 »原本:日本側の条約原本は1923年の関東大震災により焼失しましたが、ポルトガル側は、ポルトガル外務省公文書館に原本を保存しています。 (※日本側の記録は、外務省が1987年から約10年かけて条文と修好通商条約締結に至るまでの経緯を編纂、幕末外交史料集に記載されています。) »条文:こちらをご覧下さい(PDFファイル)
大使館TOPへ戻る |