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松本洋平内閣府大臣政務官のポルトガル訪問(報告)

 

6月5日(金),松本洋平内閣府大臣政務官がリスボンを来訪し,海洋の持続的利用をテーマとする,ポルトガル政府主催の「ブルー・ウィーク」閣僚級会合に出席しました。その他,ピント・デ・アブレウ海洋担当副大臣との会談及び欧州海上保安機関(EMSA)のムリー事務局長との意見交換等を行いました。

 

●ブルー・ウィーク閣僚級会合への出席

5日(金),ベレン文化センターにて,40か国以上の海洋政策担当閣僚及び副大臣,並びに8つの国際機関の代表が出席する「ブルー・ウィーク閣僚級会合(議長はアスンサォン・クリスタス農業・海洋大臣)」が開催され,海洋の持続的利用に向け、関係する全ての海洋政策を連携・統合し、一貫性のある持続的発展に向けた関係国の協力の重要性が再確認されました。

 

同会合において,松本政務官は,両国首脳の相互訪問や日本の積極的平和主義に言及し,同会合が開催された6月5日の「国連世界環境デー」は日本の提唱であったことに触れ,気候変動が及ぼす海洋への影響は重大な脅威であり,喫緊の課題の解決に向けた日本の対島嶼国を含めた途上国支援を紹介しつつ,気候変動が及ぼす影響への経済的・社会的適合に向け,科学を統合した政策立案・実施の重要性を強調しました。

 

 
閣僚級会合会場の様子   松本政務官によるステートメント

 

 

●ピント・デ・アブレウ海洋担当副大臣との会談

また松本政務官は,リスボン停泊中の「サンタ・マリア・マヌエラ号」の船内において,ピント・デ・アブレウ海洋担当副大臣と海洋政策に関する会談を行いました。

同会談では,海洋分野における両国相互の政策理解の進展と関係深化を歓迎した上で,両国が海洋の持続的利用の促進を重視し,今後とも海洋分野における協力関係を発展させるべく両国の関係省庁・機関間の直接のチャネル作りが必要との見解で一致しました。

 

 
左から東大使、ピント・デ・アブレウ副大臣、松本政務官   海洋政策対話の様子

 

 

●欧州海上保安機関(EMSA)の視察

さらに松本政務官は欧州連合の専門機関の1つである欧州海上保安機関を視察しました。その際,マルク・ムリー事務局長と会談し,海洋情報の共有と統合を通じた海洋の安全確保のための取組みについて意見交換を行いました。また,松本政務官は,欧州海上保安機関内の施設を視察しました。

 

 
ムリー事務局長との記念撮影   海洋監視システム視察の様子

 

 





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