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●日葡修好通商条約
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日・葡修好通商条約


◇正式名称:

・日本語  「日本國葡萄牙國修好通商条約」

・ポルトガル語  「Tratado de Paz, Amizade e Commercio, entre Sua Magestade El Rai de Portugal e o Sua Magestade Imperador do Japão」


◇経緯:1639年の幕府の鎖国政策以来、両国国交は途絶えていましたが、1858年に米、蘭、露、英、仏がいわゆる「5カ国条約」を調印。同時期、蘭の領事が幕府に対して葡国との条約調印を仲介し、1860年7月、ポルトガル使節が訪日し、江戸幕府に対して、6カ国目となる条約締結を正式に申し入れました。(7カ国目はプロシア)


◇内容:外交機関の設置、開港地の指定等、遊歩規定(外国人が自由に移動できる範囲の取り決め)等、全24条。


◇調印:調印者は、外国奉行の溝口讃岐守(Midzogoetsi Sanoekino Kami)と同じく外国奉行の酒井隠岐守(Sakai Okino Kami)、松平次郎兵衛(Matsdaira Dzirobe)、キュマレイス(Isidoro Francisco Guimarães)の4名(於:江戸)。

※ギュマレイス特使は、1851年〜1863年の間、マカオ統治官(governador)


◇原本:日本側の条約原本は1923年の関東大震災により焼失しましたが、ポルトガル側は、ポルトガル外務省公文書館に原本を保存しています。

(※日本側の記録は、外務省が1987年から約10年かけて条文と修好通商条約締結に至るまでの経緯を編纂、幕末外交史料集に記載されています。)


◇条文:こちらをご覧下さいPDFファイル)