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平成26年 2月 3日
1.政治・経済関係
【カヴァコ・シルヴァ大統領の年頭演説】 1月1日、カヴァコ・シルヴァ大統領は国民向けに年頭演説を行い、財政再建のため国民には多大な犠牲を要求しているものの、2013年後半には経済回復の兆しが見え始めたと述べました。ただし、依然として困難は過ぎ去っていないとし、政府と企業連合代表・労働組合間の対話を通じ、より良い未来を構築することが重要であると指摘しました。また、政治家には国民の利益を優先し、建設的な精神を持って活動することが不可欠である等と述べました。
【マシェッテ外相のポルトガル投資貿易振興庁(AICEP)セミナー出席】 1月8日、マシェッテ外相は、ポルトガル投資貿易振興庁(AICEP)主催のセミナーに出席し、2014年における経済外交の優先地域としてアジアを挙げ、日本及び中国への要人訪問を検討している旨明らかにしました。また、本年半ばに東ティモールで開催予定のポルトガル語圏諸国共同体(CPLP)首脳会議について、アジア太平洋地域におけるポルトガル語圏文化の普及に絶好の機会になると述べました。
【長期国債の発行】 1月9日、ポルトガル国庫公債管理庁(IGCP)は、シンジケート団引受けによって5年物長期国債を発行し、32億5000万ユーロ(利回り4.657%)を調達しました。長期国債の発行は、2011年5月のトロイカ支援開始後、今回で3度目となりました。IGCPはプレスリリースを通じ、現行のトロイカ支援以後を見据えつつ、定期的に長期国債を発行する意向であると発表しました。
【2013年の財政赤字】 1月23日、財務省は2013年の予算執行状況(暫定)を発表し、財政赤字がトロイカ合意による上限89億ユーロを下回る71億5200万ユーロであったと明らかにしました。アルブケルケ財務相は、同年のGDP成長率が発表されるまで(財政赤字対GDP比の)正確な数値は分からないと述べましたが、当地各紙は4.3%〜4.5%になると報じています(トロイカ合意による2013年の財政赤字目標は対GDP比5.5%)。
2.広報・文化関係
(イベント) 【日本関連連続講演「日本のルーツを探る」】 下記の通り、オリエント博物館にて標記連続講演が開催されています。詳しくは、下記URLをご参照下さい。
期間: 1月25日〜3月22日(計8講演) 会場: オリエント博物館(Museu do Oriente) 住所: Avenida Brasilia, Doca de Alcantara (Norte), 1350-352 Lisboa 講演タイトル: 「日本のルーツを探る」 講師: ジョアン・パウロ・オリヴェイラ・イ・コスタ教授 お問い合わせ: 21-358-5244 / info@foriente.pt URL: http://www.museudooriente.pt/1827/a-descoberta-das-raizes-do-japao.htm
【連続講義:「日本?文化的アイデンティティーと芸術体験」】
ポルトガル・カトリック大学人文学部東洋学研究所の主催により、2月の第2学期から、標記の連続講義(3時間×10セッション)が開始される予定です。詳細・申し込みは、下記までお問い合わせ下さい。
お問い合わせ: Doutora Carla Ganito, Escola da Formacao Avancada da UCP carla.ganito@ucp.pt / 96 289 52 42
【鈴木仁篤氏による映画作品「Cordao Verde」、「O Sabor do Leite Creme」の上映】 ポルトガル在住の映像作家、鈴木仁篤氏による映画作品「Cordao Verde」、「O Sabor do Leite Creme」が下記の通り上映されます。詳しくは、下記URLをご参照下さい。
日時: 2月7日(金) 21:30〜 会場: Auditorio Soror Mariana 住所: Rua Diogo Cao, 8 7000 - 872 EVORA URL: http://agendacultural.cm-evora.pt/results_.asp?mnuRow=931
【日本国大使館による風呂敷ワークショップ】 日本国大使館の主催により、下記の日程で風呂敷ワークショップ(参加無料)が開催されます。事前申し込みが必要となります(※申し込み受付は、2月17日(月)より開始致します。当館サイトに掲載される申込用紙を送付の上、お申し込み下さい)。詳細については、下記までお問い合わせ下さい。
日時: 3月13日(木) 14:30〜16:30 3月14 日(金) 14:30〜16:30 会場: 日本国大使館多目的ホール 住所: Av. da Liberdade, No 245-6o, 1269-033, Lisboa お問い合わせ: cultural@lb.mofa.go.jp / 21 311 0560
【日本国大使館による折り紙ワークショップ】 日本国大使館の主催により、下記の日程で折り紙ワークショップ(参加無料)が開催されます。事前申し込みが必要となります(※申し込み受付は、2月17日(月)より開始致します。当館サイトに掲載される申込用紙を送付の上、お申し込み下さい)。詳細については、下記までお問い合わせ下さい。
日時: 3月18日(火) 14:30〜16:30 3月19日(水) 14:30〜16:30 3月20日(木) 14:30〜16:30 3月21日(金) 14:30〜16:30 会場: 日本国大使館多目的ホール 住所: Av. da Liberdade, No 245-6o, 1269-033, Lisboa お問い合わせ: cultural@lb.mofa.go.jp / 21 311 0560
3.領事関係
【在留届に関するお願い】
近年、海外で生活する日本人が急増し、このため海外で事件や事故等思わぬ災害に巻き込まれるケースが増加しています。万一、在留邦人の皆様がこのような事態に遭われた場合には、日本国大使館や総領事館は「在留届」を基に皆様の所在地や緊急連絡先又は日本国内の連絡先等を確認して援護活動を行っています。 当館でも、皆様に提出いただいた在留届により連絡先の把握を行い、大使館からの海外危険情報や広報文化活動などの情報提供、緊急時の連絡網整備、安否確認に役立てているところです。 このため、ポルトガル国内での転居、日本への帰国、他国への転出等、在留届の届け出事項に変更が生じた後、引き続きこの大使館便りをご覧の方は、速やかにその旨を下記領事班あてにE-mailにてご連絡ください。 また、皆様の友人・知人で「ポルトガルに居住しているが、まだ在留届を提出していない方」がおられましたら、届出を行うようご案内ください。
【当館領事業務へのご意見募集】
当館では、領事サービスの向上を図るため、皆様からのご意見を募集いたしております。どのような些細な事柄でも結構ですので、ご意見・ご要望等があればお気軽に下記領事班あてにE-mailにてご連絡下さい。
在ポルトガル日本国大使館(領事班) (EMBAIXADA DO JAPÃO)
住 所:Avenida da Liberdade、245-6 1269-033 Lisboa T E L:21-311-0560 F A X:21-354-3975 E−mail:consular@lb.mofa.go.jp
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