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平成25年 7月 1日
1.四宮大使からのメッセージ
7月、リスボンにも、いよいよ夏の到来です。今年は年の初めから雨が多く、温度も例年より低い日が続いて、農作物の生育のためにも暑い夏が待ち望まれていました。先月下旬に、国際ロータリーのリスボン世界大会が始まった頃から温度が急上昇したのは、大会の熱気が影響したのでしょうか。
約30年ぶりに日本の方が国際ロータリーの会長を務めたこともあって、右大会には、日本から2300人以上が参加されました。ポルトガルへの日本人観光客が年間6万人に満たない中で、この数日間にこれ程多くの方が日本から来られたのは異例です。 大使館でも、これを両国の交流を深める好機と考え、特にポルトガルと都市交流のある地域からいらした双方のロータリーの方々に、交流のお手伝いさせていただきました。公邸での交流会には、双方の関係地区の会員だけでなく、ポルトガル側の市長さん等が参加されたところもありました。日本の市長から相手の市長宛の親書を携え、相手の友好都市を訪問した方々もいらっしゃいました。 日葡両国の豊かで多様な地方の文化や社会、歴史をロータリーの方々が伝え合うことで、国同士の相互理解と友好の発展にもつながると考えたわけです。今回の出会いをきっかけに、この分野での交流もさらに発展することを願っています。
先月はこの他にも、いろいろな行事に参加する機会がありました。 15日に行われた「フェスタ・ド・ジャポン」は、大使館とリスボン市等が共催で行う「日本祭り」で、今年で3回目です。6月の一月間行われる「リスボン祭り」の行事として、また今年は、種子島にポルトガル人が初めて来訪(1543年)してから470周年の記念行事の一つとして実施しました。市内のベレーン地区にある「日本公園」では例年より多く咲いた桜の花もすでに散っていましたが、昨年よりも規模を拡大した祭りの会場では、日本から立命館アジア太平洋大学(APU)の学生グループが、和太鼓の演奏や地方の伝統舞踊を披露してくれました。このグループには、インドネシアと韓国の留学生も参加していました。 また、日本の音楽バンド「キウイとパパイヤ、マンゴーズ」の演奏もありました。多様な日本文化の紹介や和食の販売なども好評で、午後4時から夜の9時過ぎまで、昨年を大きく上回る参加者、来訪者を得て大変な盛会となりました。今後も毎年、「日本祭り」がさらに発展していくよう、関係者の方々と協力していきたいと考えています。 なお、「リスボン祭り」では、恒例のリベルダ通りでのパレードにも、APUの学生グループが外国人として特別参加しました。パレードの最初に登場した、この若者達の力強くも整然とした演技に、リスボン市長も多くの市民と同様、大きな喝采を送り、参加への感謝の言葉をいただきました。 「日本祭り」の開催や「リスボン祭り」への参加を通じて、先月はリスボン市においても日本の存在を大いにアピールできたのではないかと思います。
先月初めには、農業副大臣に誘われて、リスボン北東約300キロのフンダオン市で行われた「サクランボ祭り」に行ってきました。4月に、リスボン日本人会で桜のお花見にお邪魔したところであり、市の関係者へのお礼も兼ねての訪問です。村の通りに面した家々が、自家製の「サクランボ」製品のお菓子や食品を道行く人々に試食してもらうという、素朴で楽しい地方のお祭りです。 良質のサクランボはここの名産品で、他の欧州諸国にも輸出しており、日本市場にも出荷したいとのことでした。ポルトガル政府から要望のある「イベリコ豚」の輸入解禁も含め、日本側で検疫などに係わる規則改正が必要となりますが、両国間の貿易の拡大のため、今後とも検討を進めたいと思っています。
先月10日は、ポルトガルの国祭日である「ポルトガルの日」でした。毎年、地方都市を順番に選び、そこに大統領が各界代表や外交団を招待して祝賀会を行います。今年は、リスボン東方約200キロのスペイン国境に近いエルヴァス市で行われました。伝統的に農業地域であるアレンテージョ地方での式典ということもあってか、大統領は演説で、経済危機において農業の果たす役割の重要性を強調されたのが印象的でした。とはいえ、この地方は全国でも経済発展が比較的遅れ、失業率も平均以上で、経済危機の痛みを一番感じている地域の一つです。 コエーリョ政権が発足してちょうど2年目になりますが、不況や失業がますます深刻で、政府の高官が各地で民衆から怨嗟の声をぶつけられる話はよく聞いていました。国祭日の前夜祭で、大統領夫妻に各国大使夫妻が祝賀を述べる行事がありますが、今回は珍しく予定より遅れての開始となりました。その後、夕食会場に大統領とともに外交団が徒歩で移動する途中、地元の人でしょうか、初老の男性が大統領に向かって激しい抗議を行う場面に遭遇しました。大統領への挨拶の式典が遅れたのも、同様の事件が先ほど発生したためだと、後で聞きました。大統領は夕食会の後、ファドのコンサートに欠席しました。また、コンサート会場に首相夫妻が到着した際、大会場を埋めた人々から激しいブーイングが執拗に続いたのにも驚かされました。 国民の不満の大きさを実感するとともに、外国使節の前で自国民から罵倒される大統領や首相も気の毒に思いました。この厳しい緊縮策は、政府も好きでやっているわけではありません。当国の努力は、海外から非常に高く評価されてもいます。温厚なポルトガルの国民性から、暴力事件もほとんど見られません。今回の光景は、あまりポルトガル人らしくないものだけに、この国の厳しい状況を図らずも各国大使の目に焼き付けた事件となりました。 同時に、当国の財政危機が公的債務の支払い資金の調達問題から発展したことを考えると、条件は違うとはいえ、対GDP比で日本が当国より遙かに高い公的債務を抱えており、経済・財政の破綻の恐ろしさは他人事ではない、と感じた次第です。
財政再建への支援期間もあと1年、その先に経済成長を果たさねばポルトガル経済の安寧は訪れないという現実があります。引き続き、動向を注意深く見守っていきたいと考えています。
時節柄、皆様にはご自愛の程をお祈り申し上げます。
2.大使館からのお知らせ
(1)政治・経済関係
【ポルトガルとの租税条約の発効について】
6月28日(金)、「所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とポルトガル共和国との間の条約」(平成23年12月19日署名)について、日本側からその効力発生のために必要な国内手続が完了したことを確認する通告を発出し、その効力発生に必要な全ての手続が終了しました。
これにより,本条約は平成25年7月28日に発効し,次のものに適用されることになります。日本国については、
(1)源泉徴収される租税に関しては,平成26年1月1日以後に租税を課される額 (2)源泉徴収されない所得に対する租税に関しては,平成26年1月1日以後に開始する各課税年度の所得 (3)その他の租税に関しては,平成26年1月1日以後に開始する各課税年度の租税
この条約によって、日・ポルトガル間の経済交流、人的交流がより一層促進され、経済関係が更に強化されるとともに、国際的な脱税及び租税回避行為の防止に資することが期待されます。
【「ポルトガルの日」(注)式典におけるカヴァコ・シルヴァ大統領の演説】
6月10日、カヴァコ・シルヴァ大統領はアレンテージョ地方のエルヴァス市(リスボンから東約230km)で開催された「ポルトガルの日」式典で演説を行いました。同大統領は、国内農業の発展や農業に従事する若年層への支援について述べた上で、厳しい時期に置かれた今こそ将来への投資が必要であること、また雇用を創出する成長戦略を進める必要性を強調しました。更に、過去ポルトガルが直面した困難においては、勇気と決意を持って乗り越えて来たとし、(来年半ばに迫った)トロイカ支援後に備える重要性について強調しました。
(注)正式名称は「ポルトガル・カモンイス・ポルトガルコミュニティーの日」で、当国のナショナル・デー。カモンイスは16世紀の国民的詩人で、10日はその命日。
【第7回トロイカ定期審査に関するIMF報告書と対ポルトガル融資の正式承認】
6月12日、IMF理事会は第7回トロイカ定期審査の結果を受けて6億5750万ユーロの融資を正式に承認しました。理事会後、シャフィク副専務理事は、厳しい逆境にも係わらず、ポルトガルは財政・対外債務再編、構造改革において大幅な進展を示しているが、競争力促進、長期的な成長戦略のため、財政再建に向けた努力を継続する必要があると述べました。また、ポルトガルの成功は、依然としてユーロ圏における対外支援と効果的な危機管理政策にかかっていると付言しました。
同13日、IMFは本定期審査の報告書を発表したところ、主なマクロ経済見通しは以下のとおりです。
【トロイカ融資(EU負担分)に係わる返済期限の7年延長】
6月21日、前日(20日)のユーログループに続き、EU財務相会合(Ecofin)に出席したガスパール財務相は、トロイカ融資(EU負担分)に係わる返済期限の7年延長が正式に承認されたと明らかにしました。同財務相は、今次決定は欧州の連帯感を示すものであり、ポルトガルによる長期国債市場への安定的な復帰に向けて極めて重要であると述べました。また、欧州各国の支援はポルトガルの財政健全化に寄与するだけでなく、コントロールの効かない不測の事態に対する安全メカニズムとしても役立っていると述べました。更に、現行の財政再建プログラムを成功裡に終えた後の具体的な支援策について議論するのは、まだ時期尚早であると述べました。
【コエーリョ政権発足2周年に際しての非公式閣議】
6月22日、ポイアレス・マドゥーロ地域開発相は、コエーリョ政権発足2周年に際して開かれた非公式閣議(ポルトガル中部の都市アルコバッサで開催)後、記者団に対し、政府は極めて深刻であった財政状況を安定させることに成功したと述べました。また、同首相は、あくまで現実主義に基づくものであると前置きしつつ、国民に対し希望を示すことができるようになったと述べました。更に、今後2年間の目標についても協議したとし、欧州及びグローバルに開放された市場を目指しつつ、透明性があり、且つ国民目線により政策を遂行していく意向を明らかにしました。
【当国二大労組によるゼネスト実施】
6月27日、共産党系労組(CGTP/IN)と社会党系労組(UGT)の当国二大労組は、コエーリョ政権発足(2011年6月)以降4度目となるゼネストを実施しました。公共交通部門では、リスボン地下鉄及びポルト市バスで100%、国鉄CPでもほぼ100%が運行されず、リスボン市バスも通常の50%運行に留まりました。その他、医療分野、教育、市町村役場、郵便局等でもストライキが実施され、国内各地の空港では計80便がキャンセルされました。また、今般のゼネストでは民間部門から、アウトヨーロッパ社、ルノー工場、電力配給サービス、自動車及び建設関連の中小企業等がストに参加ました。更に、抗議デモ参加者の内、若者を中心とする約200名が議会付近から「4月25日橋」へのアクセスを違法に封鎖しようとして警察に一時拘束され、翌28日に出頭命令が出されましたが、全般的に大きな混乱等は発生せず、従来通り平穏に行われました。
(2)広報・文化関係
(お知らせ)
【ポルト大学における空手の講演+デモンストレーション】
ポルトガル人空手家ジョアン・パウロ・ヴィレラ氏による講演会が以下の通り開催されます。詳細につきましては、下記までお問い合わせ下さい。なお講演はポルトガル語で行われます。
講演タイトル:「空手道松濤會、その歴史と現在」 講演内容:空手の起源、空手の会派、ポルトガルにおける空手、Associação Shotokai Portugal (ASP)について、空手道松濤會の実例、空手クラスの構成、準備体操、技(基本、組み手、型)、空手を応用した自己防衛、希望者による空手クラスの部分実習 日時:7月4日(木) 11:00 〜 12:30 会場:ポルト大学文学部講堂 住所:Via Panorâmica, s/n, 4150-564 Porto お問い合わせ:Tlm.: 914989850 / rumi_sakamoto@clix.pt
【ポルト大学における日本大使館近藤書記官による講演会「日本の伝統文化とポップカルチャー」】
日本大使館広報文化班の近藤書記官による講演会が以下の通り開催されます。詳細につきましては、下記までお問い合わせ下さい。なお、講演はポルトガル語で行われます。
講演タイトル:「日本の伝統文化とポップカルチャー」 日時:7月11日(木) 16:00 〜 17:30 会場:ポルト大学文学部講堂 住所:Via Panorâmica, s/n, 4150-564 Porto お問い合わせ:Tlm.: 914989850 / rumi_sakamoto@clix.pt
【日本映画祭(黒沢清監督特集)】
シネマSao Jorgeにおいて、下記の通り、和製ホラーの巨匠、黒沢清監督作品を集めた日本映画祭が開催される予定です。詳細は当館サイト等で随時ご案内致します。上映予定作品:「CURE」、「蜘蛛の瞳」、「蛇の道」、「ニンゲン合格」、「回路」
日時:8月30日(金)〜9月5(木) (時間については調整中) 会場:Cinema São Jorge(予定) お問い合わせ先:21 311 0560 / cultural@lb.mofa.go.jp (日本大使館広報文化班)
【オリエント博物館主催行事】
オリエント博物館(Museu do Oriente)では、以下の日本関連のワークショップ等が予定されています。詳細は下記までお問い合わせ下さい。
会場:オリエント博物館 住所:Av. Brasília - Doca de Alcântara (Norte), Lisboa お問い合わせ:info@foriente.pt / 213 585 200(オリエント博物館)
(その他)
【第4回日EU英語俳句コンテストの開催について】
外務省と欧州連合(EU)は、「虹(rainbow)」をテーマに第4回日EU英語俳句コンテストを開催します。応募宛先は下記の通り、締切りは8月1日(ブリュッセル時間午前2時まで)となっています。副賞として、日本側最優秀賞受賞者にはファン=ロンパイ欧州理事会議長の出身国であるベルギーへ、EU側最優秀賞受賞者には近代俳句の地,松山市道後温泉へそれぞれご招待します。詳細及び応募用紙については、下記URLをご参照下さい。
応募宛先/お問い合わせ / URL / Facebook
【国際日本文化研究センター外国人研究員の公募】
国際日本文化研究センターは、2014年から2015年の間、同センターに滞在し、共同研究に従事する外国人研究者1名を募集しています。応募締め切りは2013年7月31日となっています。詳細は、下記までお問い合わせ下さい。
Tel.:+81-75-335-2044 E-mail:kyoudou@nichibun.ac.jp 住所: 〒610−1192 京都市西京区御陵大枝山町3-2
(イベント報告)
【「マリオネット」による日本ポルトガル交流470周年記念コンサート】
ポルトガルギターとマンドリンのデュオグループ、「マリオネット」が、6月6日、ホテル・パラシオ・エストリルにおいて、鉄砲伝来を契機とする日本ポルトガル交流470周年を記念してコンサートを行いました。オリジナル曲を中心に17曲を演奏、ポルトガルギターの美しい音色と旋律が交流の歴史に彩りを添えてくれました。
【日本の伝統芸能グループのリスボン市民パレード参加】
6月12日、リスボン・フェスティバル(Festas de Lisboa)の中心行事であるリベルダーデ大通りでの市民パレード(Marchas Populares)に招待国として日本が参加、立命館アジア太平洋大学(APU)の伝統芸能グループ「荒馬“緒”」の皆様が、日本からのチームとして初めてリベルダーデ大通りを練り歩きました。
「荒馬“緒”」の力強く、陽気な踊りに、観客席からは大きな拍手、歓声と「らっせーらー!」の掛け声が寄せられました
【立命館アジア太平洋大学(APU)和太鼓グループ「楽」及び日本舞踊グループ「荒馬『緒』」によるワークショップとデモンストレーション】
6月14日、オリエント博物館において、日本・ポルトガル交流470周年を記念し、立命館アジア太平洋大学(APU)の22名の学生グループにより和太鼓及び日本舞踊のワークショップ/デモンストレーションが行われました。ワークショップでは、参加者が実際に舞台に上がって荒馬踊りのステップを踏み太鼓を叩いてみるなどして、日本文化をより一層身近に体験しました。
【「キウイとパパイヤ、マンゴーズ」の公演】
日本の民謡をベースにアジア・アフリカ・ブラジル音楽等、ジャンルを越えて活動する5人組バンド「キウイとパパイヤ、マンゴーズ」(KPM)の公演が、6月13日ポルト市のCasa da Música、15日ベレン地区の「日本公園」における「日本祭り」の一環として、及び16日にはアブランテス市の市制記念フェスティバルイベントの一つとして、それぞれ行われました。公演では、アマリア・ロドリゲスの“暗い艀”のKPM風アレンジ版も披露され、ポルトガル人聴衆に大好評を博しました。
【第3回「日本祭り」(Festa do Japão)の開催】
6月15日、ベレン地区の日本公園において、大型日本文化紹介イベント「日本祭り」が日本大使館・リスボン市・EGEAC・ポ日友好協会の共催により開催されました。リスボン祭の一環として、今年で第3回目となる「日本祭り」には、延べおよそ6000人の観客が訪れ、生け花・折り紙・書道・武道演武といった伝統的日本文化を始めコスプレ、パラパラダンスなどのポップカルチャー、立命館アジア太平洋大学の民族舞踊グループ「荒馬 『緒』」と和太鼓グループ「楽」のパフォーマンス及び個性豊かな5人組バンド「キウイとパパイヤ、マンゴーズ」の公演、日本食の出店等様々な催しに、来場者は日本の夏祭りの雰囲気を存分に満喫した様子でした。
【2013年 - 日本・ポルトガル交流470周年】
2013年は、日本とポルトガルが、1543年の種子島における鉄砲伝来を契機に交流を開始してから470周年に当たります。ポルトガルは日本と最も長い交流の歴史を有するヨーロッパの国であり、この470年にわたる両国の友好の絆を未来へ向けて一層強化し発展させるべく、2013年は年間を通じ、日ポ両国において様々な記念事業等が行われています。
当館では、交流470周年に向けて、「イベントカレンダー」、「イベントのご登録」をはじめとする470周年関連情報用サイト開設しています。随時更新して参りますので、ぜひご参照の上、皆様の幅広いご参加・ご登録、並びにご支援を賜れればと思います。また、日本・ポルトガル交流470周年ロゴマークを作成しておりますので、併せご紹介いたします。ロゴマークの使用規定につきましても日本・ポルトガル交流470周年関連情報用サイトを御覧下さい。
(3)領事関係:お願い
【第23回参議院通常選挙について】
第23回参議院通常選挙に伴う在外投票が行われる予定です。 前回の選挙より選挙公報がインターネットでも閲覧できるようになりました。選挙公報は、公示後、選挙管理委員会のホームページでご覧いただけます。また、外務省ホームページにもリンクを設けますので、ご利用下さい。
【E-mail登録のお願い】
インターネットを閲覧することができる方で、まだ当館にE-mailアドレスを登録されていない方は、是非E-mailアドレスをご登録下さい。 E-mailを登録していただきますと、大使館便りをE-mailで受け取ることができるほか、イベントの告知や緊急情報等、大使館からの様々なお知らせもE-mailにてお受取りになれますので、E-mailアドレスの登録をお奨めします。
【在留届に関するお願い】
近年、海外で生活する日本人が急増し、このため海外で事件や事故等思わぬ災害に巻き込まれるケースが増加しています。万一、在留邦人の皆様がこのような事態に遭われた場合には、日本国大使館や総領事館は「在留届」を基に皆様の所在地や緊急連絡先又は日本国内の連絡先等を確認して援護活動を行っています。 当館でも、皆様に提出いただいた在留届により連絡先の把握を行い、大使館からの海外危険情報や広報文化活動などの情報提供、緊急時の連絡網整備、安否確認に役立てているところです。
このため、ポルトガル国内での転居、日本への帰国、他国への転出等、在留届の届け出事項に変更が生じた後、引き続きこの大使館便りをご覧の方は、速やかにその旨を下記領事班あてにE-mailにてご連絡ください。
また、皆様の友人・知人で「ポルトガルに居住しているが、まだ在留届を提出していない方」がおられましたら、届出を行うようご案内ください。
(4)その他
【メールアドレスの変更】
この度、当館のメールアドレスが下記のとおり変更となりましたのでお知らせいたします。
広報文化班 cultural@lb.mofa.go.jp / 領事班 consular@lb.mpfa.go.jp
【当館領事業務へのご意見募集】
当館では、領事サービスの向上を図るため、皆様からのご意見を募集いたしております。どのような些細な事柄でも結構ですので、ご意見・ご要望等があればお気軽に領事班にご連絡ください。 |