大使館TOP領事情報>大使館便り(第119号)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成25年 2月 1日
在ポルトガル日本国大使館

 

1.四宮大使からのメッセージ

 

今年も一ヶ月が過ぎ、2月となりました。先月は、年明けには晴天の日が見られたリスボンでも、その後、晴天と雨天が同じ日に何度も入れ替わる不安定な気候が続きました。雨を伴う強風で、木々が倒れた日があったのは、天候の悪いこの季節でも珍しいことだそうです。アーモンドの花の開花前線が南のアルガルベ地方から徐々に北上し、既にリスボン近郊でも桜に似たこの花を見かけるようになりました。しかし、当地に本格的な春が訪れるまで、まだ不安定な気候が続くことでしょう。

 

大統領は今年も元旦に国民向けの年頭演説を行いました。演説の大半は経済・財政問題に割かれ、特に若者の失業率の増加に強い憂慮を示すとともに、財政再建プログラムの実施は重要であるが、成長政策とのバランスも必要なことを強調していました。実際、本年から来年にかけてのGDP成長率や失業率の予想値は、政府やトロイカの見通しでも厳しいものとなっています。ただし、今後も輸出の好調が見込まれ、また先日、5年物の国債の発行で予想以上の応札があり、発行額を予定より増やし、利率も5%を切ることができるなど、国際金融市場への復帰に向けた好ましい第一歩を記すことができました。

また大統領は、1月から実施の本年度予算のうち、公務員、年金受給者および退職者の休暇手当の停止や年金への追加的連帯税に憲法違反の疑いがあるとして、憲法裁判所に審査請求したことも明らかにしました。当国の予算は法律の形式をとっていますが、大統領が違憲の疑いを持ちながらこれを認可したのは、予算執行の混乱を避けるためとはいえ、いささか奇妙にも感じられました。判決は春にも出される見込みですが、昨年のように違憲判決が出れば予算の変更が必要になり、政治的影響も懸念されます。

他方、大統領が演説で指摘したように、この国の経済危機が深刻な政治危機に発展しないのは、当国の国民性に加え、ほとんどの政党が「財政支援プログラム」を支持しているからです。社会党の前政権が国際的な支援を要請し、社会民主党の現政権がその方針を継承したという経緯は、この国が現在の苦境を乗り越える上で大きな力となっています。与党より高い世論の支持のある社会党が、解散総選挙への政局を求めていないように見えるのも、この経緯があるからでしょう。国家の危機を乗り越える際には、政治の安定が何よりも重要ですが、大統領はこの意味で、この国の賢明さを指摘したかったのかもしれません。

 

大統領は年頭の演説のほか、当国駐在の外交団との新年祝賀会でも挨拶を行いました。ここでは、外交面の今年の課題に触れ、特に経済面で欧州域外の国との関係強化を訴えました。日本との関係でも、ポルトガルと日本との出会いから470周年に当たる本年を、両国間の交流拡大の契機にしたいと述べたのは印象的でした。

 

先月は、アルジェリアでテロリストによる天然ガス・プラントの襲撃事件があり、多くの日本人も犠牲となる理不尽な事件がありました。事件については、当国政府もテロを非難する声明を出しています。ちなみに、ポルトガルは天然ガスの約3割をアルジェリアに依存し、パイプラインで輸入しています。またインフラ整備などでポルトガル企業の進出も比較的多く、700名近くの在留者がいるそうです。歴史的に海外移民が多いポルトガルですが、経済不況の中で最近もまた海外で働く人が増加しています。

アラブ諸国との関係を見ると、北アフリカとは長い交流の歴史がありますが、近年は湾岸諸国との関係も顕著になっています。ポルタス外務大臣が昨年末に湾岸諸国を歴訪し、またここ2年あまりの間に、UAE、クエート、オマーンがリスボンに大使館を相次いで開設したのも注目されるところです。

 

先日、当国の中部にあるコインブラ市を訪問しました。リスボンやポルトの都市圏に次ぐコインブラ都市圏の中心都市であるこの町は、最初のポルトガル王国の首都となったところです(1139年)。また、欧州でも古い歴史を誇るコインブラ大学でも知られています(1290年創立)。旧市街を歩くと、この古い歴史や学園都市の落ち着いた雰囲気を感じます。

日本との関係では、大学の日本語講座や、日本の研究者や留学生が多いことでも縁のあるところですが、16世紀に遡る関係についてはあまり知られていないようです。1580年代にリスボンを経てバチカンを訪ねた「天正少年使節団」は有名ですが、彼らはバチカンからリスボンに戻った後、コインブラを訪ねています。

また、それ以前の1550年代に、フランシスコ・ザビエルから鹿児島で洗礼を受けた日本人(洗礼名ベルナルド)がポルトガルまで旅をし、コインブラのイエズス会修道院で修行し、ここで逝去したことが、同会の記録に残っています。イエズス会の初代総長であったイグナチオ・デ・ロヨラからバチカンに招かれ、教皇にも拝謁しています。

このベルナルドの墓が市内の「新カテドラル(セ・ノヴァ)」にあるというので訪ねてみました。教会の方の案内では、教会内の左側の側廊にあるロヨラの像の前の床下にあるお墓に眠っているとのことでした。この教会は後の建築で、ベルナルドの遺骸はイエズス会の墓から後でここに移されたとのことですが、墓に墓碑はなく、また事情を知っていると紹介された元大学教授の話でも、ここにベルナルドが埋葬されている確証は得られませんでした。ただ、イエズス会の記録から、彼の欧州での存在は確かだとすれば、欧州を訪ねた最初の日本人ということになるのかもしれません。

コインブラでは市長にお会いし、日本との関係強化について意見交換しました。また大学では副学長が学内を案内してくださり、18世紀に建てられた「ジョアニア図書館」では織田信長の頃に日本を訪ねて「日本史」を残したルイス・フロイスの「日本通信」やメンデス・ピントの初期の版本、また当時の日本地図など、貴重な文献を見せていただきました。

当大使館では、日本と縁のあるコインブラとの交流促進に、これからも努めていきたいと考えています。

 

皆様には時節柄、ご自愛のほどをお祈り申し上げます。

 

 

 

2.大使館からのお知らせ

 

(1)領事関係:テロの脅威に伴う注意喚起(その他の項目は(4)参照)

 

ポルトガル国内では、現在のところ国際テロ組織の活動は確認されておらず、1984年以降、テロ事件の発生も確認されておりません。しかしながら、1月9日以降、マリ北部で、マリ国軍とイスラム原理主義武装組織の戦闘が激化し、11日、マリ暫定政府からの要請を受けた仏が軍を派遣し同武装組織への攻撃を行いました。これ以来、マリのイスラム原理主義武装組織がフランス人に報復する旨宣言するなど、仏を含む欧米権益へのテロの脅威が高まっています。

 

1月16日には、アルジェリア南東部のイリジ県イナメナスにおいて、武装勢力により日本人を含む外国人多数が襲撃され死亡する事案が発生しました。犯行グループとみられるイスラム原理主義武装組織は声明の中で、マリにおける戦争に参加している諸国に対しさらなる攻撃を行うと述べる一方で、イスラム教徒に対しては、安全確保のため欧米系、特にフランス系の会社や施設から離れるよう呼びかけました。

 

ついては、皆様におかれましては、以上の状況に十分注意し、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めてください。公共の場所に滞在する際や交通機関利用時には周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意を払ってください。

 

また、皆様の御存知の在留邦人の方で、大使館への在留届の提出及び大使館お知らせメールへの登録が未だの方がおられれば、緊急時に連絡がとることができるように、これらを行って下さるようにお話ください。

 

 (参考)海外安全ホームページ:広域情報

 

 

 

(2)政治・経済関係

 

【カヴァコ・シルヴァ大統領の年頭演説】

 

1月1日、カヴァコ・シルヴァ大統領は国民向けに年頭演説を行い、2013年度予算(同日発効)について、負担配分の公平性への疑念から合憲性判断のため憲法裁判所へ送付すると述べました(2日付大統領府サイトは、公務員に対する休暇手当の支給停止、年金生活者及び退職者に対する休暇手当の支給停止、年金に対する追加的連帯税の計3条項につき審査請求したと発表)(注)。また、本年も厳しい情況が継続するものの、EU及びIMFと合意した財政支援プログラムに係る義務を果たすことが必要であり、逆境と犠牲に忍耐強く耐える国民の姿勢に希望を抱いていると述べました。

 

(注)本予算の合憲性審査請求については、4日に最大野党・社会党(PS)、7日に左翼三政党(共産党(PCP)、左翼連合(BE)、緑の党(PEV))等も行いました。

 

 

【在外公館長外交セミナー】

 

1月3日、ポルタス外相は、当国外務省がポルトガルの各在外公館長を召集して開催する外交セミナーにおいて、本年の外交優先事項として、さらなる海外投資誘致とEU域外市場への輸出強化を挙げ、外交官に対しポルトガルが擁する投資先としての魅力を広報するよう求めました。また、本年早々にも、インド、日本、韓国への訪問が実現するであろうと述べました。

 

 

【構造的な歳出削減策に関するIMF報告書】

 

1月9日、IMFはポルトガル政府の要請に応じて、構造的な歳出削減策の技術的支援に関する調査結果(2012年10月25日〜11月7日実施)の報告書を発表しました。同報告書によると、政府の歳出削減目標は、GDPの24%、歳出の58%(利払い除く)に相当する公務員給与及び年金に係る改革実行によってのみ達成可能となる旨指摘されています。他方、上記改革と並行して、家族給付、失業保険、最低賃金保障等での補完的な改革も必要であるとし、社会的弱者を支援するセーフティネットの強化についても言及されました。

 

 

【外交団による大統領への年頭挨拶】

 

1月15日、当国外交団によるカヴァコ・シルヴァ大統領への年頭挨拶がケルース宮(迎賓館)で行われました。同大統領は演説を通じて、ポルトガルはトロイカ合意に従い財政再建及び構造改革を進めることで責務を果たす旨述べた他、アラブ諸国への支援、ポルトガル語圏諸国共同体(CPLP)との緊密な関係維持、米国との二国間関係の強化、東ティモール独立10周年記念行事参加等について言及し、アジア諸国との関係では、2013年は日本との交流470周年、中国との交流500周年を記念する年であると述べました。最後に、ポルトガルは投資に適した国であるという現実のイメージ広報のため、今後も引き続き貢献して頂きたいとのメッセージを伝達しました。

 

 

【シンジケート団引受けによる5年物長期国債の発行】

 

1月23日、ポルトガル国庫公債管理庁(IGCP)は、シンジケート団(Barclays、 エスピリト・サント銀行(BES)、 Deutsche Bank、 Morgan Stanley)引受けによる5年物長期国債を発行し、25億ユーロ(利回りは4.891%)を調達しました。アルブケルケ財務副大臣(国庫担当)は記者会見で、120億ユーロを超える投資家からの需要(全体の93%は外国人投資家により購入)があり、2014年6月に終了するトロイカ財政再建プログラム以降の準備という意味で重要な一歩であると述べました。また、依然として多くの困難に直面せざるを得ないものの、より自信を持てる状況になったと言える旨強調しました。

 

 

【パウロ・シモンエス・ジュリオ国会担当副大臣(地方・行政改革担当)の辞任】

 

1月25日、パウロ・シモンエス・ジュリオ国会担当副大臣(地方・行政改革担当)は、一身上の都合により辞表を提出しました。コエーリョ首相は、プレスリリースを通じて辞表を受理した旨明らかにし、地方・行政改革に係る同副大臣の尽力に謝意を伝達しました。また、ヘルヴァス国会担当相も、政権発足後から19カ月に及ぶ貢献に言及すると共に、今後も一層力強い地方・行政改革を進めて行くと述べました。

 

 

 

【コエーリョ首相のEU/ラ米カリブ海諸国首脳会議出席】

 

1月27日、コエーリョ首相は、チリの首都サンティアゴで開催されたEU/ラ米カリブ海諸国首脳会議に出席(ポルタス外相同行)し、ポルトガルの財政再建状況について、未だ課題は残されており、今後数カ月にわたって市場から本当の力を試されるであろうと述べました。また、2012年の財政赤字目標はひとまず達成されたものの、空港公団(ANA)の民営化による赤字補填については、ユーロスタットの承認待ちであると説明しました。更に、本首脳会議と並行して開催された企業家会合で、コエーリョ首相は、ラ米及びカリブ海諸国に対してポルトガルが貢献可能な分野として、再生可能エネルギー、移動通信手段、ブロードバンド、建設を挙げました。

 

 

 

(3)広報・文化関係

 

【2013年−日本・ポルトガル交流470周年の開始】

 

2013年、日本とポルトガルは、1543年の種子島における鉄砲伝来以来、交流470周年を迎えました。ご承知の通り、ポルトガルは日本と最も長い交流の歴史を有するヨーロッパの国であり、この470年にわたる両国の友好の絆を未来へ向けて一層強化し発展させるべく、この一年間、日ポ両国において様々な記念事業等が予定されています。

 

当館では、交流470周年に向けて、「イベントカレンダー」、「イベントのご登録」をはじめとする470周年関連情報用サイトを新たに開設しました。随時更新して参りますので、ぜひご参照の上、皆様の幅広いご参加・ご登録、並びにご支援を賜れればと思います。また、日本・ポルトガル交流470周年ロゴマークを作成しましたので、併せご紹介いたします。ロゴマークの使用規定につきましても日本・ポルトガル交流470周年関連情報用サイトを御覧下さい。

 

 

日本・ポルトガル交流470周年ロゴマーク

 

 

【日本文化イベント「日本の文学,色彩,味覚」】

 

アルモドヴァル市及びアルモドヴァル市立図書館の主催により、日本の伝統玩具、浴衣、マンガ、アニメ、日本文学、日本寺院模型等の展示及び日本酒の夕べ、寿司ワークショップなどの標記イベントが下記の通り開催されています。

 

日時:: 1月24日(木)〜2月9日(土)

1月31日(木) 10:00〜12:00

会場:アルモドヴァル市立図書館(Biblioteca Municipal de Almodôvar)

住所:Travessa do Mártir e Santo, Almodôvar

URL:アルモドヴァル市

 

 

 

 

 

 

【展示会「メイド・イン・ジャパン」】

 

レイリア市の主催により、元日本政府国費留学生マリオ・ロペス氏が日本滞在中に制作した彫刻、版画、絵画等の作品展示会が下記の通り開催されます。

 

日時:2月2日(土)〜3月23日(土)

9:00〜12:00、14:00〜17:00(月〜金)

14:00〜18:00(土)

会場:レイリア市 Edifício do Banco de Portugal

住所:Largo 5 de Outubro 43, Leiria

URL:レイリア市

 

 

【オリエント博物館における茶道ワークショップ】

 

オリエント博物館の主催により、下記の通り、茶道ワークショップが行われます。参加御希望の方は、2月4日までに下記URLにてお申込下さい。

 

日時:2月9日(土) 16:00〜17:30

会場:オリエント博物館

住所:Avenida Brasília, Doca de Alcântara (Norte) 1350-352 Lisboa

URL:オリエント博物館

 

 

 

 

【「私とマンガする?」】

 

NCreatures及びオリエント博物館の主催により、下記の通りマンガ作法についての見学とワークショップが行われれます。

 

日時:2月11日(月)もしくは13日(水)、

3月21日、22日、25日もしくは26日

会場:オリエント博物館

住所:Avenida Brasília, Doca de Alcântara (Norte) 1350-352 Lisboa

URL:オリエント博物館

 

 

 

 

【講演会「ブラジルの発展において日本が果たした役割」】

 

サンパウロ大学/東京大学の二宮正人教授による講演会が、下記の通り開催されます。また、講演会第二部においては、製薬会社「Hovione」の販売部長Roger Viney氏による「Good example of Japan−Portugal Business Partnership」と題する講演も併せ行われます。

 

日時:2月15日(金) 10:00〜12:30

会場:ポルトガル・カトリック大学

問い合わせ:bunka2@net.novis.pt / 21 311 05 60(日本大使館広報文化班)

主催:ポルトガル・カトリック大学政治学研究所及び同大学法学部、日本大使館

協力:JETRO、Hovione

 

 

【第6回「24時間マンガ」】

 

NCreaturesの主催により、リスボン市及びベージャ市において下記の通りマンガ作成ワークショップが開催されます。参加者は、24時間をかけ24ページのマンガを作ります。

 

日時:2月16日(土)、17日(日)

会場:リスボン市-リスボン新大学人文学部(Av. de Berna, 26-C, Lisboa)、

ベージャ市-Bedeteca de Beja(マンガ図書館)

(Edifício da Casa da Cultura, R. Luís de Camões, Beja)

問い合わせ:NCreatures

 

 

【「2013−リスボン観光フェア」における「日本スペース」の出展】

 

上記観光フェアにおいて日本大使館は「日本スペース」を設け、各種日本文化の紹介を行います。

 

日時:2月27日(水)〜3月3日(日)

会場:リスボン国際見本市会場(FIL)

住所:Parque das Nações, Lisboa

問い合わせ:cultural@lb.mofa.go.jp / 21 311 05 60(日本大使館広報文化班)

 

 

【“Neo-traditional”日本の民俗舞踊のワークショップとデモンストレーション】

 

世界的和太鼓グループ「鼓童」の踊り手である小島千絵子氏による標記イベントが、下記の通り開催の予定です(変更の可能性あり)。詳細については、下記までお問い合わせ下さい。

 

日時:2月28日(木) 18:30〜20:00

会場:オリエント博物館講堂(最終確認待ち)

住所:Avenida Brasília, Doca de Alcântara (Norte) 1350-352 Lisboa

問い合わせ:bunka2@net.novis.pt / 21 311 05 60(日本大使館広報文化班)

 

 

 

 

【“Winter Garden”−現代日本アート展−】

 

日本大使館・国際交流基金・シントラ市の共催により、標記現代日本アートの展覧会が以下の通り開催されます。また、オープニングでは、「鼓童」の小島千絵子氏による公演が予定されています。

 

日時: 3月1日(金)〜24日(日)

会場:シントラ市現代美術館(Sintra Museu de Arte Moderna)

住所:Av. Heliodoro Salgado, 2710-575 Sintra

問い合わせ:cultural@lb.mofa.go.jp / 21 311 05 60(日本大使館広報文化班)

 

 

 

 

【第3回高松国際ピアノコンクール】

 

下記の要領で、「第3回高松国際ピアノコンクール」(TIPC)が開催されます。参加希望の方は下記の要領でお申込ください。

 

コンクール開催日: 2014年3月12日〜23日

申込期間: 2013年4月1日(月)〜9月20日(金)

問い合わせ・申込先:高松国際ピアノコンクール組織委員会

〒760-0050

香川県高松市亀井町4番地12 セントラルビル別館3階

TEL.087-812-5583、FAX.087-812-5584、

E-mail:info@tipc.jp

URL:http://www.tipc.jp

 

 

 

(4)領事関係

 

【2月20日は旅券の日】

 

1878年(明治11年)2月20日に「海外旅券規則」が外務省布達第1号として制定され、「旅券」という言葉が初めて法令上使われました。これを記念して生まれたのが、「旅券」の日です。皆様も大切な旅券(パスポート)の残存有効期限などを確認する日にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

【E-mail登録のお願い】

 

上記(1)とも関連しますが、インターネットを閲覧することができる方で、まだ当館にE-mailアドレスを登録されていない方は、是非E-mailアドレスをご登録下さい。

E-mailを登録していただきますと、大使館便りをE-mailで受け取ることができるほか、イベントの告知や緊急情報等、大使館からの様々なお知らせもE-mailにてお受取りになれますので、E-mailアドレスの登録をお奨めします。

 

 

【在留届に関するお願い】

 

この項目も上記(1)と関連しますが、近年、海外で生活する日本人が急増し、このため海外で事件や事故等思わぬ災害に巻き込まれるケースが増加しています。万一、在留邦人の皆様がこのような事態に遭われた場合には、日本国大使館や総領事館は「在留届」を基に皆様の所在地や緊急連絡先又は日本国内の連絡先等を確認して援護活動を行っています。

当館でも、皆様に提出いただいた在留届により連絡先の把握を行い、大使館からの海外危険情報や広報文化活動などの情報提供、緊急時の連絡網整備、安否確認に役立てているところです。

 

このため、ポルトガル国内での転居、日本への帰国、他国への転出等、在留届の届け出事項に変更が生じた後、引き続きこの大使館便りをご覧の方は、速やかにその旨を下記領事班あてにE-mailにてご連絡ください。

 

また、皆様の友人・知人で「ポルトガルに居住しているが、まだ在留届を提出していない方」がおられましたら、届出を行うようご案内ください。

 

 

 

(5)その他

 

【さくら会からのお知らせ】

 

当地在住の邦人女性または日本人配偶者を持つ女性で形成されるさくら会では随時会員を募集しております。右要件を満たす方であればどなたでも入会できます。お問い合わせはお気軽に下記連絡先まで。

 

連絡先

 鳥海 yurikotoriumi@netcabo.pt / 電話91 074 8732

 武藤 yaqizi@hotmail.com      / 電話96 024 9633

 

 

【当館領事業務へのご意見募集】

 

当館では、領事サービスの向上を図るため、皆様からのご意見を募集いたしております。どのような些細な事柄でも結構ですので、ご意見・ご要望等があればお気軽に領事班にご連絡ください。