大使館便り第102号(平成23年9月)

平成23年9月1日

平成23年 9月 1日
在ポルトガル日本国大使館

 

1.四宮大使からのメッセージ

 

9月、リスボンでは本格的な夏も終わりに近づき、朝晩はめっきり涼しくなりました。今年は暑い日が例年より少なかったようです。夏期休業の商店が目についた街の様子も徐々に平常に戻り、学用品の売り場が賑わいをみせているのは、新学年の始まりが近いことを感じさせます。

 

コエーリョ政権は、発足して2ヶ月あまりが経ちました。財政支援の三機関(EU、IMF,ECB)との合意実現が最優先課題で、実施計画の「政策プログラム」に矢継ぎ早に取り組む様子がうかがわれます。政府の右「プログラム」は、財政再建だけでなく、競争力のある経済を作ることにより持続的な成長と雇用の創出まで目標とするもので、一連の改革政策が並んでいます。86年のEC加盟後ずっと懸案だったこの課題にここで取り組まなければ、将来が危ういとの危機感はかつてないほど強いと見る方も多くいます。しかし、ポルトガル人の他力本願的な性向が簡単に変わるのは容易でないとの悲観論もないわけではありません。緊縮政策への国民の反発はそれほど激しくないように見えますが、いつまで耐えられるのかという問題もあるでしょう。

 

しかし、政府の努力に加えて、例年だと長い夏休みに入る国会も、今年は休会期間を2週間にとどめ、政府提出の関連法案の審議に取り組み始めました。3年間で総額780億ユーロとなる財政支援は、当国政府の政策実施について四半期ごとに支援機関の審査、承認を受けなければ各期毎の支援が出ない形になっています。こうなれば、政府も改革の先送りは難しく、実際、それ以上の意気込みも感じられます。

 

かくして、先月前半に行われた第一回審査では、成長率とインフレ目標、財政赤字の縮減、銀行の自己資本比率の増強、政府株による重要企業への関与権の制度廃止、労働市場の自由化と失業者保護の補完策などについて、政府の施策は評価できるとの結論が出され、次回の支援供与も予定通り行われることになりました。

 

外交面でも、新外相は初めての公式訪問先にアンゴラ、モザンビーク、ブラジルを選びました。これらポルトガル語諸国とは従来から経済面も含め強い結びつきが見られますが、外相の訪問は公営企業の民営化にこれら諸国からの資本参加を招致することも念頭に置いた経済外交の色彩が強いものと思われます。

 

アフリカには旧植民地として、上記の他、小国ながらサントメ・プリンシペ(STP)、カーボ・ベルデ(CV)、ギニア・ビサウ(GB)があります。日本人にはなじみの薄い国々ですが、当国とは独立後も強い絆が続いているのを知る機会がありました。リスボン近郊のローレスという市(人口約40万人)の市長と懇談した際、市長はこの市にSTPから1.1万人、CVから1万人もの在留者がおり、医療機関での特別窓口の設置、地方税の控除等の生活支援など、彼らへの住民サービスは市の行政の大きな部分を占めているとの説明がありました。さらに、在留者の出身国の大統領選挙の際には、市内に彼らの「在外投票所」が設けられ、候補者が選挙運動のため本国から同市を訪れることさえあるそうです。実際、5年前には同市と近隣のアマドーラ市の在外選挙区だけでトップ票を獲得した候補者がCVの大統領に当選したということです。ローレス市長がこれらの国を訪問すると、大統領だけでなく多くの旧在留者からも声を掛けられるとのことでした。旧植民地の処理で苦しんだ歴史を持つポルトガルではありますが、このように地方レベルでも、特にアフリカの旧植民地と深い関係にあるのは、この国の外交資産の一つともいえるのではないかと思います。

 

季節の変わり目を迎え、皆様にはご自愛の程をお祈り申し上げます。

 

 

 

2.大使館からのお知らせ

 

(1)総政務・経済班からのお知らせ

 

【EU・IMFによる対ポルトガル支援:トロイカ専門家チームによる第1回四半期評価作業の結果】

 

8月12日、欧州委員会(EC)、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)で構成されるトロイカ専門家チームは、ポルトガル政府の財政再建策に関する第1回四半期評価作業の結果を公表し、現在順調に進行中であると肯定的な評価を与えました。今後、IMF理事会等の承認を得て、9月に第2回目の融資(計115億ユーロ)が行われることになります。次回評価作業は、11月に予定されています。

 

 

【本年第2四半期の実質GDP成長率(速報値)と失業率の発表】

 

8月16日、国立統計院(INE)は、本年第2四半期の実質GDP成長率(速報値)を発表し,ポルトガルは前年同期比▲0.9%、前期比0.0%でした。同統計院は、投資及び家計最終消費支出(特に耐久消費財)の急激な落ち込みがマイナス成長の要因だと分析しています。また、本年第1四半期に記録した前年同期比▲0.6%より悪化しており、景気後退が一層進んでいることを示しています。

また同統計院は、翌17日、本年第2四半期の失業率を発表し、前期比0.3ポイント減となる12.1%でした。今次失業率の改善については、観光シーズンという季節的要因に加えて、悪条件(より低賃金)での就労者増加も影響していると考えられています。そのため、夏以降は新規雇用創出に歯止めがかかり、厳しい現実に直面するだろうと分析されています。

 

 

【公共交通料金の値上げ、電気・ガスの付加価値税(IVA)税率引き上げの発表等】

 

トロイカ合意(MoU)履行、及び本年の財政赤字(対GDP比)5.9%という目標を達成するため、ポルトガル政府は、公共交通料金の平均15%値上げ、電気・ガスのIVA税率23%(現行6%)への引き上げを発表しました。ガスパール財務相は,本年の予算執行状況に関し、GDPの1.1%に相当する赤字(18億8000万ユーロ)を明らかにしており、先月発表されたクリスマス手当の半額相当の特別税等で補完する意向を述べています。また、ソアレス社会保障相は、貧困層300万人を対象とする社会緊急プログラム(PES)を明らかにし、子供を持つ失業夫婦の手当10%増、9月以降の交通費・ガス代・電気代補助等を実施する意向を示しました。

 

 

 

(2)広報・文化班からのお知らせ

 

【キャラクター大国、ニッポン展】

 

キティーちゃんやポケモンなど日本で人気のマスコットキャラクターをパネルや映像、ミニチュア等で紹介するイベントが、国際交流基金事業として以下の日程で開催されています。

 

日時:8月19日(金)~9月18日(日)

   10:00~18:00(火~日曜(金曜除く))

   10:00~22:00(金曜18:00~22:00は入場無料)(月曜休館)

会場:オリエント博物館、Galeria Sul

住所:Avenida Brasília, Doca de Alcântara (Norte) 1350-352  Lisboa

入場料:0~5:無料、6~12及び学生:2ユーロ、大人:5ユーロ、65歳以上:3ユーロ

問い合わせ先:21 311 0560 / cultural@embjapao.pt

URL: http://www.museudooriente.pt/

 

 

【舞踊団「マドモアゼル・シネマ」によるコンテポラリーダンス公演】

 

文化庁助成事業として、舞踊団「マドモアゼル・シネマ」によるダンス公演が下記の日程で開催されます。

 

9月8日(木)

時間:21:30~

会場:オリエント博物館、Auditório

住所:Avenida Brasília, Doca de Alcântara (Norte) 1350-352  Lisboa

入場料:15ユーロ(ディナー付き:27ユーロ)

問い合わせ先:213 585 200 / info@foriente.pt

URL:http://www.museudooriente.pt/

 

9月10日(土)

時間:21:30~

会場:Centro Cultural Malaposta

住所:Rua Angola 2620-492 Olival Basto

入場料:12.5ユーロ

問い合わせ先:219 383 100 / info@malaposta.pt

URL:http://www.malaposta.pt/

 

 

【在ポルトガル日本大使館の新井公使による講演(カナヴァロ財団日本関連イベント】

 

カナヴァロ財団主催で、サンタンレン市の「Casa-Museu Passos Canavarro」において、新井公使による講演が2部に分けて下記の通り開催されます。本講演は、5月14日にオープンした同博物館が9月に開催する日本関連イベントの一環として行なわれます。

 

講演タイトル:(1)「日本食と日本における食習慣」及び

        (2)「日本のポップカルチャー」

日時:9月17日(土) (1) 12:00~ / (2) 15:00~

会場:Casa-Museu Passos Canavarro

住所:Largo da Alcáçova 1, 2000-110 Santarém

問い合わせ先:213 110 560 / cultural@embjapao.pt (大使館広報文化班)

URL:http://www.fundacaopassoscanavarro.pt/

 

 

【キャリアプランニングプログラム2011パリ(CPP2011Paris)の開催について】

 

合同会社CPP主催により、パリにおいて、大学院生・ポスドク・研究者のためのキャリアフェアが、下記の通り開催されます。詳細については、主催者にお問い合わせください。

 

日時:9月23日(金)~25日(日)

場所:EUROSITES LA CHAPELLE (フランス・パリ)

主催:合同会社CPP(CPP LLC.)

参加企業:アステラス製薬(株)、大塚製薬(株)、武田薬品工業(株)、他

内容:23日(金) キャリアセミナー(自己分析・面接実習)

    24日(土) ジョブフェア(企業ガイダンス、交流会等)

    25日(日) ジョブフェア(面接)

参加費:無料

参加方法:ウェブサイトにて、事前登録

URL:http://cooweb.org/

注意事項:参加企業が行なう会社説明、面接などには事前に応募が必要な場合があります。詳細な情報を得るため、必ず参加登録をして必要な情報を入手してください。

 

 

【小林清国際杯】

 

ポルトガル柔道連盟の主催により、「小林清国際杯」が下記の日程で開催されます。

 

日時:9月25日(日)

会場:Pavilhão Multidesportos de Coimbra

住所:Praça dos Heróis do Ultramar, 3030-327 Coimbra

入場料:無料

問い合わせ先:213 931 630

URL:http://www.fpj.pt/

 

 

【にたはら孝江展覧会】

 

アルガルベ在住の日本人画家仁田原孝江さんによる展覧会が、以下の日程で開催されます。詳細は下記までお問い合わせ下さい。

 

日時:9月26日(月)~10月28日(金) 9:00~ 20:00 (土・日休館)

※オープニング 26日 18:00~

会場:Delegação Económica e Comercial de Macau

住所:Avenida 5 de Outubro N° 115 r/c, 1069-204 Lisboa

入場料:無料

問い合わせ先:915 568 552

URL:http://www.decmacau.pt/

 

 

【JAPAN FESTA】

 

ベレン地区の日本公園において、下記の日程で日本文化紹介イベント「JAPAN FESTA」が開催されます。生け花、折り紙、書道、俳句、舞踏、コスプレ、武道演武、日本食販売その他の催しが予定されています。

 

日時:10月1日(土) 12:00~

会場:日本公園(Jardim do Japão)

住所:ベレン地区、Museu de Arte Popular隣

入場料:無料

問い合わせ先:213 110 560 / cultural@embjapao.pt(大使館広報文化班)

 

 

【グランデ・レゼルヴァ ~ 日本アートとポルトガルワインの出会い】

 

WAC(世界芸術文化交流会)の主催により、書・水墨画を中心とした日本の美術作品と、それらを取り込んだワインラベルの作品展示会が、下記の通り開催されます。また、作品の一部を販売し、収益金の一部は東日本大震災義捐金に当てられる予定です。詳細については下記問い合わせ先、またはURLをご参照下さい。

 

日時:10月12日(水)~16日(日) 10:00~18:00

※オープニングレセプションが12日(水)に、また地元の子供たちによるアートセッションが15日(土)に予定されています。

会場:Pousada de Palmela

住所:Castelo de Palmela 2950-997 Palmela

入場料:無料

問い合わせ先:e-mail@wac-project.com

URL:http://www.wac-project.com

 

 

【からくり人形のデモンストレーション及びワークショップ】

 

日本の伝統的機械仕掛け「からくり人形」のデモンストレーション及びワークショップが、国際交流基金事業として以下の通り開催されます。詳細については下記までお問い合わせ下さい。

 

日時:10月15日(土)

会場:Salão Nobre, Teatro Municipal Baltazar Dias

住所:Avenida Manuel de Arriaga, 9004-528 Funchal

入場料:無料

問い合わせ先:213 110 560 / cultural@embjapao.pt(大使館広報文化班)

 

 

【イラストとアニメのワークショップ】

 

東京工芸大学とリスボン市にあるビジュアルアート・デザインを専門とする大学IADEとの共催で、イラストとアニメのワークショップが以下の日程で開催されます。詳細については下記までお問い合わせ下さい。

 

日時:10月24日(月)~25日(火)

会場:IADE(Instituto de Artes Visuais, Design e Marketing)

住所:Avenida Dom Carlos I, n° 4, 1200-649  Lisboa

問い合わせ先:213 939 600

URL:http://www.iade.pt/pt/homepage.aspx

 

 

【「日本語能力試験」の実施】

 

国際交流基金と日本国際教育支援協会の主催による「日本語能力試験」(JLPT)が下記の要領で実施されます。詳細については下記のサイトをご参照いただくか、又は下記にお問い合わせ下さい。

 

実施日時:12月4日(日)

実施会場:Faculdade de Letras da Universidade do Porto (ポルト大学文学部)

      ⇒住所:Via Panorâmica, g/n, 4150-564 Porto

      ⇒連絡先:jlptportugal@gmail.com

願書入手方法:日本語能力試験実施委員会サイトよりダウンロード

         在ポルトガル日本大使館(広報文化班)にて紙媒体の願書を入手

          ※志願者に対する願書の郵送は行ないません。

願書提出先:在ポルトガル日本大使館(広報文化班)

      ⇒住所:Av. de Liberdade, N°245-6°, 1269-033 Lisboa

      ⇒連絡先:cultural@embjapao.pt / 213 110 560

願書提出方法:持参もしくは郵送

願書提出期間:8月20日(土)~9月9日(金)

        ※郵送の場合、9月9日(金)到着分まで有効

本試験関連問い合わせ先:jlptportugal@gmail.com (日本語能力試験実施委員会)

本試験関連サイト:日本語能力試験実施委員会

 

 

【日本語学習サイト「エリンが挑戦!にほんごできます。」のポルトガル語版開設】

 

国際交流基金による無料日本語学習サイト「エリンが挑戦!にほんごできます。」のポルトガル語版が開設されましたので、下記サイトにアクセスの上、どうぞご利用下さい。

 

»https://www.erin.ne.jp/pt/

 

 

【日本事情紹介サイト「Web Japan」のご案内】

 

「Web Japan」は、「Trends in Japan」、「kids Web Japan」、「Japan Fact Sheet」、「Japan Video Topics」、「Japan Links」の5つのサブサイトから成る日本事情を海外に紹介するためのウェブサイトです。以下のURLからアクセス可能ですので、ご利用下さい。

 

»https://web-japan.org/

 

 

【特定非営利活動法人「ジャパン・リターン・プログラム」(JRP)による「日本語サミット」参加者募集のご案内】

 

「ジャパン・リターン・プログラム」が、海外における日本語学習者を日本へ招待の上日本語でのパネルディスカッション、ホームステイや伝統文化体験を行なうプログラム「日本語サミット」への2012年度の参加者を募集しています。第14回目となる来年度は、「平和 ―絆でつなぐ地球―」をテーマに開催予定です。

プログラム詳細、応募要項・応募用紙ダウンロード等につきましては、下記URLを参照下さい。

 

»http://www.nihongo.or.jp/

»http://www.nihongo.or.jp/applicationform.html

 

 

 

(実施報告)

 

【「キャラクター大国、ニッポン展」オープニング】

 

8月19日(金)、オリエント博物館において、「キャラクター大国、ニッポン展」のオープニングが開催されました。オープニングでは日本文化愛好者、外交団、学生を始め多数の参加者が来場しました。四宮大使及びアモリン・オリエント博物館理事による挨拶・テープカットの後、参加者は様々なキャラクター関連展示品を観賞しました。

 

 

オープニングで挨拶を行なう四宮大使

 

入場者で賑わう展示会場

 

 

【「キャラクター大国、ニッポン展」オープニングにおける陶山恵・東京工芸大学准教授による講演会】

 

8月19日(金)、オリエント博物館における「キャラクター大国、ニッポン展」のオープニングとして、陶山恵・東京工芸大学准教授による「ポケモンから考える日本アニメ文化」と題する講演が行なわれました。会場は、立ち見も出る満員の盛況となり、聴衆は、スライドや動画を織り交ぜた講演に熱心に耳を傾け、講演後には活発な質疑応答が交わされました。

 

 

講演を行う陶山准教授(演台手前)

 

満員となった講演会場

 

 

 

(3)領事班からのお知らせ

 

【ご旅行時のアドバイス】

 

ポルトガルにおいて、邦人旅行者の被害が続発し、欧州居住の旅慣れた方でも車上狙いの被害に遭われています。下記はポルトガルのの被害旅行者支援団体が作成している冊子から引用したものですが、参考にしてください。

 

<旅行者へのアドバイス>

 

(1) 旅行前

○旅行書類(パスポート、航空券、日程表)をスキャンして、自分のe-mailに送信しておく。

○重要な連絡先(大使館、病院、警察等)のリストを作成しておく。

○訪問先への連絡手段を友人・親戚に知らせておく。

 

(2) 旅行中

○街に出るときは、身分証明書のカラーコピーを所持すること。

○最低限必要なものだけを所持し、同じ場所に全てのものを入れることを避ける。

○常に鍵の付いたバッグを所持すること。

○決して貴重品から目をそらさないこと。

○レストランやバーでは、テーブルの上に財布を置いたり、椅子の後ろにハンドバッグ等を提げたりしないこと。

○照明の暗い通りや、人通りの少ない通りに入ろうとしないこと。

○支払いの際クレジットカード等から目をそらさないこと(支払いは、常に自分の目の前で行うこと)

 

(3) ホテルにて

○チェックイン、チェックアウトの際、決して荷物から目を離さないこと。

○外出や就寝する前に、部屋のドアや窓が安全に閉まっているか確認すること。

○貴重品は、ホテルの金庫に保管すること。(ただし、アルガルヴェ地方では、2010年及び2011年、金庫を開けられ、持ち去られた事件も発生しています。)

○支払いの際クレジットカード等から目をそらさないこと(支払いは、常に自分の目の前で行うこと)。

○外出時は,ルーム・キーはレセプションに預けること。

 

(4) 車内にて

○赤信号で停止する際は、ドアをロックしておくこと。

○可能な限り、管理され、明るい、活気のある場所に駐車すること。

○駐車する際は、車内の見える場所に物を残さないこと。

 

(5) 海水浴場にて

○必要な現金のみ所持し、他の全ての貴重品は所持しないこと。

○海水浴中は、持ち物が見通せる範囲にいること。

 

 

【ポルトガルにおける刑事手続き及び犯罪被害者の権利】

 

ポルトガル被害者支援協会APAV作成の観光客向けガイドブックより、ポルトガルにおける刑事手続き及び犯罪被害者の権利について、こちらに取りまとめましたので参考にしてください。

 

 

【大学入試センター試験受験案内】

 

平成24年度大学入試センター試験が、明年1月14日(土)、15日(日)に行われます。(独)大学入試センターのサイトにて、受験案内など試験に関する情報が公開されていますので、受験を希望される方、詳細について確認されたい方は、当該サイトをご覧下さい。

 

 

【E-mail登録のお願い】

 

インターネットを閲覧することができる方で、まだ当館にE-mailアドレスを登録されていない方は、是非E-mailアドレスご登録ください。

E-mailを登録していただきますと、大使館便りをE-mailで受け取ることができるほか、イベントの告知や緊急情報等、大使館からの様々なお知らせもE-mailにてお受取になれますので、E-mailアドレスの登録をお奨めします。

インターネットを閲覧することができる方で、まだ当館にE-mailアドレスを登録されていない方は、是非E-mailアドレスご登録ください。

 

 

【在留届に関するお願い】

 

近年、海外で生活する日本人が急増し、このため海外で事件や事故等思わぬ災害に巻き込まれるケースが増加しています。万一、在留邦人の皆様がこのような事態に遭われた場合には、日本国大使館や総領事館は「在留届」を元に皆様の所在地や緊急連絡先又は日本国内の連絡先等を確認して援護活動を行っています。

当館でも、皆様にご提出いただいた在留届により連絡先の把握を行い、大使館からの海外危険情報や広報文化活動などの情報提供、緊急時の連絡網整備、安否確認に役立てているところです。

 

このため、ポルトガル国内での転居、日本への帰国、他国に転出等、在留届の届け出事項に変更が生じた後、引き続きこの大使館便りをご覧の方は、速やかにその旨を下記領事班あてにE-mailにてご連絡ください。

 

また、皆様の友人・知人で「ポルトガルに居住しているが、まだ在留届を提出していない方」がおられましたら、届出を行うようご案内ください。

 

 

 

(4)その他

 

【Festa do Povo de Campo Maior の開催】

 

ポルタレーグレ県カンポ・マイオール市では、8月27日(土)から9月4日(日)までの予定で、7年ぶりに「Festa do Povo de Campo Maior」が開催されます。これは、市内の歴史地区を中心に、町の通りに住民が作成した色鮮やかな紙の花飾りなどで彩られる伝統の祭典です。当祭典には、隣国スペインを含めて、約100万人の観光客が訪れると予想されています。

 

 

【当館領事業務へのご意見募集】

 

当館では、領事サービスの向上を図るため、皆様からのご意見を募集いたしております。どのような些細な事柄でも結構ですのでご意見・ご要望等があればお気軽に領事班にご連絡ください。