子女教育について

令和5年11月28日

当地には日本人学校がないため、現地校、インターナショナルスクールが主な子女教育施設となります。また、リスボンとポルトには、土曜日午前中だけの開校ではありますが、日本の教科書を使用し国語、算数(数学)を中心に授業を行なう、日本語補習授業校が運営されています。

いじめ相談窓口

 

 

1.日本語補習授業校

 

 リスボン及びポルトの日本語補習授業校の連絡先等については、下記のとおりです。

 

 

リスボン日本語補習授業校

 所在地:ESCOLA SECUNDÁRIA DOM PEDRO V

Estrada das Laranjeiras N° 122, 1600-136 LISBOA

 連絡先:リスボン日本語補習授業校運営委員会

lisbon-jschool@yahoo.co.jp

 ウェブサイト:http://lisbon-jschool.wixsite.com/lisbon-jschool

 
 

ポルト日本語補習授業校

 所在地:ESCOLA EB TORRINHA

Rua da Torrinha, N°288, 4050-610 PORTO

 連絡先:ポルト日本語補習授業校運営委員会

kyomuportohoshukou@gmail.com

 

 

 なお、両校とも現地校の校舎を土曜日のみ借り上げ授業を行なっていますので、平日、直接補習校所在地を訪問することは御遠慮ください。

 

 詳しくは、両補習校運営委員長に御連絡ください。

 

 

 

2.日本の教科書の配布

 

 日本国籍を保持し、当地に長期滞在する子女あるいは永住者で、将来日本の中・高等学校等への進学又は日本国内で就労する意志を持つ子女については、義務教育学齢期(小学校1年生から中学校3年生)であれば、日本の教科書を無償で受け取ることができます。

 

 教科書の配布にあたっては、毎年2回、当館に提出されている在留届を基に、該当する御家庭に配布希望の確認連絡を行なっていますが、連絡がない場合には、領事班まで御連絡ください。(上記補習校に通われている子女については、補習校で配布するため、個別の連絡はしていません。)

 

 また、通常の教科書の他に、「拡大教科書」(弱視児童生徒のために、検定済み教科書の文字や図形を拡大等して複製し、図書として発行されているもの)の無償配布が開始されましたので、希望される方は領事班まで御連絡ください。(教科書の配布は、一般の教科書との択一のため、同一人が一度に双方の教科書の配布を受けることはできませんので御注意ください。)詳細は、文部科学省ウェブサイトを御参照ください。

 

 なお、前期(4月から9月)、後期(10月から翌年3月)のいずれかの途中で日本を出国し、当地に来られる場合には、出国前に、(財)海外子女教育振興財団から、教科書を受け取っていただくことになりますので御注意ください。(前期または後期途中における、当館からの配布は行なっていません。)

 

 

 

3.ポルトガル現地校について

 

ポルトガルの現地公立学校について

 

 義務教育期間は、6歳~18歳(第1学年~第12学年)で、ポルトガル国籍を有していない者でも随時入学可能ですが、指導言語はポルトガル語となっています。授業料は無料となり、教科書についてもバウチャーを用いることで無料(払い戻し制度)となる場合があります。教材費・給食費等は各自の御負担となります。基本的には、バウチャーを用いて購入した教科書は、学年末に学校に返却することとなっており、返却を望まない場合には、各自教科書を購入する必要があります。
詳しくは、MEGAサイトをご参照ください。

 

 教育課程は、基礎教育課程(Ensino Básico:6歳~14歳、第1学年~第9学年)と中等教育課程(Ensino Secundário:15歳~18歳、第10学年~第12学年)に大別されています。なお、基礎教育課程は、次の3期に分けられています。

 

第1期(1°ciclo): 6歳~10歳、第1学年~第4学年

第2期(2°ciclo):10歳~11歳、第5学年~第6学年

第3期(3°ciclo):12歳~14歳、第7学年~第9学年

 

 第1学年の入学申し込みは、新学期の始まる年の9月15日までに満6歳になる者が、原則として、当該年の4月から6月(毎年変更あり)に行います。その他の学年の編入学は、随時受付が行なわれていますが、入学可能な学校は、原則、居住地又は両親の職場の所在地にある学校となります。

 

 入学手続きには、次の書類を学校に提出することになります(学校により、提出書類が異なる場合あり。)。編入学の場合には、別途、それまでに通学していた学校の成績証明書や在籍証明書(日本語不可)を併せて提出することになります。

 

本人:写真、身分証明書、予防接種証明書、健康診断書、医療保険証、納税者番号カード、社会保険登録番号など

両親:身分証明書、住所を証する書類(光熱水料領収書又は区役所発行の居住証明書)

 

 詳細については、教育・科学省ウェブサイト又は各学校のウェブサイトを参照してください。

 

4.ポルトガルの現地私立学校及びインターナショナルスクール

 

 ポルトガル国内の代表的な私立学校及びインターナショナルスクール(保育園、幼稚園、小・中・高)については外務省ウェブサイトから欧州地域を選択し、そこのポルトガル部分をご参照ください。