NEDOスマートコミュニティ実証事業運転開始式(報告)

 6月29日,新美大使はリスボン市庁舎で開催された,NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)スマートコミュニティ実証事業運転開始式に参加し,メディーナ・リスボン市長,表NEDO理事,ポンセ・デ・レアォンLNEG(ポルトガル国立エネルギー地質研究所)所長,ホーレルベッケ・ダイキンヨーロッパ会長等と共に,本件事業の運転開始を祝いました。

 本事業は,NEDOからの委託で,ダイキン工業株式会社がリスボン市及びLNEGの協力を得て推進するプロジェクトであり,リスボン市庁舎などリスボン市内4カ所の施設に設置した自動制御機能および蓄冷機能付きのビル用マルチエアコンを用いて,当地の電力小売事業者やバーチャルパワープラント(VPP)事業者と協業し,電力の需給状況に応じて空調の電力消費を自動で制御する実証を行うものです。プロジェクトは2019年末まで続く予定です。

 運転開始式典において,表NEDO理事からは,再生可能エネルギーの更なる活用を進める上で鍵を握る本件技術がポルトガルから世界に広がることに期待感が示されました。また,新美大使からは,2014年5月の安倍総理のポルトガル訪問の際に,両国首脳の共同コミュニケに言及された本件プロジェクトの意義を強調しました。他方,メディーナ市長よりは,本プロジェクトは「持続可能性」の観点から重要な意義があるとした上で,最近リスボン市が「2020年緑の欧州都市賞(European Green Capital Award for 2020)」を受賞したことに言及しつつ,ポルトガルから世界にモデルを示していきたい等の発言がありました。

                                     
 
メディーナ市長による運転開始   関係者集合写真
(中央:表理事,メディーナ市長,新美大使)